to_excelでxlsx,xlsファイルを書き込む / Python Pandas

Sun, May 17, 2020

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Excelファイル(xlsx,xls)をPandasで書込む方法。

Excelファイル保存方法

以下の方法で、簡単に保存することが可能です。

df.to_excel('test.xlsx', index=False)
df.to_excel('test.xls', index=False)

よくあるエラーメッセージについて

ModuleNotFoundError: No module named ‘openpyxl’ エラーが出る場合は

モジュールopenpyxlをインストールする必要があります。
下記のコマンドでインストールしてください。
Linuxの場合はpip3となります。
jupyterの中では!pipでインストール可能です。

pip install openpyxl

ModuleNotFoundError: No module named ‘xlwt’ エラーが出る場合は

モジュールxlwtをインストールする必要があります。
下記のコマンドでインストールしてください。
Linuxの場合はpip3となります。
jupyterの中では!pipでインストール可能です。

pip install xlwt

PermissionError: [Errno 13] Permission denied: ‘ファイル名’ エラーが出る場合は

ExcelやLibre Office等で既に読み込んでいる場合、そのファイルは上書きできない状況です。
一旦、ExcelやLibre Office等でそのファイルを閉じてください。
その他書き込み権限のない場所に書こうとしている場合も同じメッセージが出ます。
その場合は、別の保存先を選択してください。

サンプル

プログラム

import pandas as pd

# テストデータ DataFrameを作成する
df = pd.DataFrame( {'No':[1,2,3], 'Type':['いぬ','ねこ','すずめ'], 'Voice':['わん','にゃん','ちゅん'] })

# CSVを保存する
df.to_excel('test.xlsx', index=False)
df.to_excel('test.xls', index=False)

作成されたデータ

パラメータ

インデックスを保存

他のサンプルですと、index=False を指定しているものが多いですが、ここではあえて外します。

import pandas as pd

# テストデータ DataFrameを作成する
df = pd.DataFrame( {'No':[1,2,3], 'Type':['いぬ','ねこ','すずめ'], 'Voice':['わん','にゃん','ちゅん'] })

# CSVを保存する
df.to_excel('test.xlsx')

Index欄が一緒に保存されます。
日時などををIndexに指定している場合や、Indexに重要な情報を保存している場合は、一緒に保存する事をおすすめします。

index=False 有り

index=False 無し
左に欄が１つ追加されます。
例えばIndexがDatetimeだったり重要な値の場合はindex=Falseを登録する必要があります。

ヘッダーを消す場合 header=False

import pandas as pd

# テストデータ DataFrameを作成する
df = pd.DataFrame( {'No':[1,2,3], 'Type':['いぬ','ねこ','すずめ'], 'Voice':['わん','にゃん','ちゅん'] })

# CSVを保存する
df.to_excel('test.xlsx',  index=False, header=False)